おがたかお の 塊

生きる最速の文章たち

軽い、軽い石

削れて粉になる時、かける

アスファルトに大きく円を描いて

魔獣を召喚したかった

何重にもして、束ねる

空虚から抜け出すには

改造がある

 

大丈夫だよ、血はない

付け足したいくらい

ツルンとして

喉越しもいい

身体に入る

 

人の才能を羨んでもねえ

私は私で応えて

ピンクの本をソワソワと閉じる

ごめんね、本当に感心したの

洗濯機を置いて嘆く

中には濡れたものたちが乾きたくて

待ってるかもよ

 

ほら、ほらほら

 

木の影が伸びて話しかけてくる

わかってる

 

敵わない