おがたかお の 塊

生きる最速の文章たち

ひらけたむねの青のロウソク

すがすがしい夜明けだ

暗い中で食べた七色の餅は喉に残らなかった

ひっついた時はもうダメかと思ったのに

なんだか名残惜しい

美しいと思った

恋人の聖地などで鐘を鳴らすと

世界を閉じていた鍵が揺れて落ちた

 

私たち死ぬまで一緒かもね

違うよ、死んでも一緒なんだ

 

あまりの鋭さに落ちた氷柱がむきだしの土に突き立ってしまう

 

重たいし、汚れていて、なんだか嫌だな

御線香じゃ、ないのにね

 

煙は出ないけどシガレットココア

ポリポリと折ってよ

ウサギがニンジン食べるみたいに

 

新しい年を迎えたね

君に語りかけていた

 

作家になるって言った

私は君との時間を無視しても

言葉をマネーに変えるつもりだろうか

許さないで

眼を奪ってほしい

めちゃくちゃな話だ

どれだけ求めるつもりだろう

恋は切なすぎるからみじん切りにしたい

妹にミンチはどうかと言われる

ハンバーグには夏をかけたくて慌てたら

肉汁が大好きな手帳にかかった

 

怖いですよ、地下での所業は

考えたくない

何の役にも立てないのに

マネーを拒否しないでくれ

 

片想いの私などにできることは少ない

 

いつも、いつも虚無だったのに

このように満たされたから

感謝が突き立って煙を上げる

 

なにかさせてくれ

 

マネーがほしい

君に捧げるマネーがほしい

 

言葉じゃ足りないから

マネーに変えてやりたかった

 

嫌だ、虚無は嫌だ

君に虚しさを与えるのが怖い

 

美味しいごはん、食べよう

好きな音楽を、聴こう

アトラクションに、乗ろう

気の済むまで、眠ろう

暖かな部屋を、飾ろう

 

片想いの私などにできることは少ない

 

一緒にいてくれるだけで

このように満たされたから

 

青のロウソクに火がついて

溶けきったなら春

 

手に入れたい、君の心臓部

息をしてくれ