おがたかお の 塊

生きる最速の文章たち

2017年11月7日

オネムがゴミを捨ててくれた。ありがとう。

ムニャムニャしつつ、シャワー。馬柄のワンピースに薄手の強い黒ストッキングを身につける。

昨日の残りのトマト煮込みを小さな皿ひとつ食べていると。オネムが「今日帰ってこられないかも。仕事帰りに川で流されているから」と消えそうな感じで言った。

死にたいくらい行きたくないなら自由にしたらいい。私はじゃあね、と先に外に出た。

 

いつもの地下鉄。席替えしたばかりの職場で。和やかな朝礼。工房での作業。なんとなく気が遠のく。お昼にローソンでラザーニャ買って食べた。それとチップスターうすしお味。バリバリ。

 

HTMLいじったり画像作ったり業務が楽しかった。思ったより早くサイトが完成しそうだな。人生はたぶん順調で、知らない所で誰かが苦しんでいるようだけど哀しいかなよくわからない。自分のミステイクが辛い時間もあったかもね。でも今はもう忘れたよ。

 

お使いのため会社を出て鼻歌しながら街へ。天気がよくて、11月の札幌にしては暖かかった。目的のものだけすぐ買って店を出て業務終了。手芸屋さんに向かう。「カナリヤにいる」オネムにメッセージして待ち合わせる。12月の展示のための布が欲しくて。シーチングってなんだ?無知で選べない。

 

「来たよ」オネムと合流して狸小路を歩きムジカホールカフェに行った。ヘーゼルナッツラテ美味い。和風黒ゴマパフェも今の自分にジャストフィットした。凍ったラズベリーやブルーベリーがアクセントで良いね。オネムの頼んだジンジャーエールは辛くて喉に来た。置いてあったポパイの映画と本の特集を読む。この雑誌欲しい。明日本屋へ行こう。

 

そろそろ時間だ。私はひとりサッポロポエトリーサミット2017へ行く。またねオネム。すっかり暗くなった道をサクサク歩く。信号を見間違えて飛び出して車にクラクションを鳴らされた。恥ずかしい。危ない。シグナルというキーワードを捏ねくりながらわくわくホリデーホールへ向かう。会場の2階に行くとKさんがいた。昔お世話になったけど、たぶんこの方は私を好きじゃないと思うしそもそも覚えていないかも。でも勇気出して「こんにちは」と小さな声で言いながら通り過ぎた。

 

開演30分前。席は半分以上埋まっていた。前から2列目に座る。隣に来た人の感じがめちゃ良くて友達になりたかった。黙ってドキドキしていた。登壇した3人もそれぞれ色を持って話していて好感。楽しい場だった。サイン欲しかった。悪い癖でまたいつか会えるべ、ということにして帰った。いつかなんて、来ないかもしれないのに。

 

「ただいま」

 

家に着いてこうして今日のことをノートに書いている。オネムがベースで音楽を作っていた。可愛いね。生きてて良かった。

 

かの人のため、瞑想と同時に黙祷を捧げ、また日常に溶けていこう。隣で寝転がるオネムをギュウしたい気持ちを抑え。表現に勤しんでは深呼吸なのか溜め息なのか判別つかない自分を知ろうともがく。

共有できるのか?見たものをとりあえず言葉にして。何のために伝えるのか考えている。きっと期待しているのだ。今まさに始まっているドラマがある感じがして。あなたに何度も出会いたいから。

部屋に並ぶ楽器を見ながら長く長く息を吐いた。オネムちゃん、また弾いてね。

 

読んでくださりありがとうございます。また書きますね。