おがたかお の 塊

生きる最速の文章たち

十字の空間

妙な夢を見た

言葉にしてみる

 

「こっちだよ」

 

振り返ると

 

空っぽの十字架が立っていた

向こう側の丘がしっかりと見え

 

輪郭は限りなく薄く

 

シャワシャワと風に揺らいでいた

 

きっとこれは正しい図像なんだな

 

そんな直感で目覚めた

 

私たちという存在のイメージは

まるで内側に何かを発する核があって

ぎゅっと満ちているような気がしていた

 

実際は曖昧な輪郭を持った

透明な空間なのかも

 

私たちは空いたスペースで

 

何かと同化しているでもない

 

そもそもがない

 

なぞる輪郭のようなものだけが

 

形を作っていて認識できる

 

 

そんな印象だった

 

よくわからないけど。

 

イメージとして。メモ