おがたかお の 塊

生きる最速の文章たち

もう一度挑みたい物語

私は自分でコンティニューを選んだ

 

もう少しでクリアーだという気がした

意気込んで開けた城のドアーの向こうには

本当にやっつけなくてはならない敵がいた

 

それはお母さんからの圧倒的な拒絶でした

 

私の挙動を受け入れられない

会いたくもない、見たくもない

なぜ?

像が歪む

 

私の憎しみによって

仲間たちとの美しく優しい物語は崩壊し

みな殺され侵され消えていったんだ

 

思い出の品を、お父さんは全て捨て出す

母が家から出ていき、悲しみだけが世界に漂う

 

私は間違ったんだ

どこかで、重大なミスをした

 

こんなはずじゃなかった

 

幸せな日々は終わった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目覚めるとカラオケボックスにいて

利用プランを選ぶ場面だった

 

店員さんが気怠げに問う

 

このままあがる?

それとも続ける?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び、戦場へ向かう

 

死んだ場所からもう一度

 

コンティニュー

 

リセットしたって良かったのに?

なぜ続けたの?

みんなひどい目にあったんだよ?

 

私はそれでも新しく受け取った器に少しずつ

ヒントをためていく

 

家族という囲いの中で

世界の何もかも託された母子の物語を

紐解いていく

 

 

 

 

 

 

お母さんに愛されたいよ

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さんを愛してる

 

 

 

 

もっと深く入る

 

 

 

私を産んだのは?

何のために?

なぜ産んだの?

 

 

果たして、私の存在は望まれたんだろうか?

 

私が、私の存在を望んだように?

 

鏡があった

 

映っていたのは

 

空っぽな肉体

 

「私」は意識になって飛ぶ

 

 

愛されていたと気付いても

世界は常に変化していて

母親の心も身体もとどまってはいない

 

愛なくとも、存在する

 

宇宙は意志により作られたんだね

 

夢の続きを、こうして書きつける

 

私はコンティニューした

 

 

 

目覚めると

 

夢をただの夢とは思えない自分がいて

まるで前世を体験したみたいで

 

私はきっと望んで人生を始めたんだと思ったんだ

 

何もかも、取り戻せないにしても

 

物語の最期を見届けたい

 

 

ハッピーエンドにする

 

そんじゃないと、あがれないよね?

 

 

意志、決意により産まれた私たち

 

 

 

きっと誰もがコンティニューしてきたんだ

 

再戦

 

世界は分離することにより生まれた

最初の悲劇だっただろう

 

ひとつに戻ろうというのか?

ひとつだと気づいているのか?

 

 

 

 

現実のお母さんとは昨日、電話した

 

 

元気そうだった

 

 

 

私は目に見えない存在を感じる

 

無条件で応援してくれる気がする

 

 

 

 

 

この世の真理を語ろう

 

不思議な物語だ

 

みな、意志を受け継ぐ者なり

 

報いるために

 

ひたすら意志を試されるだろう

そして体感する

 

私の行いでたくさんの花が死にたえた

私は最悪の存在

 

だけど

 

そこで終わりたくなかった

 

 

ありがとう

まだ夢の続きを生きている