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おがたかお の 塊

物語をはじめよう

飛んでいけ

熱い、熱い、熱い中から生まれたマグマの子

黒い岩がゴツゴツしているところで跳ねる

月に向かって手を伸ばすんだよ

冷たい、手が触れるまで

風が吹いている

流される、行けるところまで

果てはあるんだろうかって永遠に漂う

ゴツゴツしていた岩が丸くなるまで

ゆだねていた

時は存在していたのか、わからなくなって

言葉の借り物競争してる今日も

月は太陽の光を反射して

空に居座っているのをマグマの子は視る

透明、冷たさを求めて

マグマの子は暑すぎる中で。

まったく反対の事象を欲するんだよ

片割れ、月に視る

轟く雷鳴に怯えるどころか、笑い声を上げて

雨に喜んで熱を冷ますんだ、涼やか。

「僕は蒸発する水を追いかけたかった」

飛べなかった、跳ねるだけの。

超えられない何かに気付いても、まるで自由に考えたんだ。

天気、感謝