おがたかお の 塊

生きる最速の文章たち

時を越えて会いにいくよ

とても難しいんだ

君との関係を言葉にするのは

 

前世と名のつくものがあったかどうか?

私だってさだかに知っている訳じゃない

ただ、理由のつかない懐かしさがあって

「知っている」という感覚が当たり前みたいに湧く

久しぶり、生きている君に会うのは胸が締め付けられるね

昔うまく縁がつながったとしても

今度はどうしてこうなってしまったのかなって

後悔する日の方が多い

どんな思い出を積み重ねてきたの?

わからないけど、生まれる前に約束してたんだろう

「また会おうね」それだけだったんだよね

お互い、別の人生を送る

 

それでもずっと好きだよ

 

迷惑をたくさんかけた気持ち

ごめんねが擦り切れてしまう

 

自由だね、私たちは自由

前世に縛られてはならない

前世なんてないのかもしれない

前世がなかったとして

私はからまわりしているただのアホだ

 

信じたかったんだな

君との未来が欲しかった

運命だって、ウソだろなんて笑いながらも

めちゃくちゃに欲しかった

 

本当はもうどうでもよくて

たまに思い出しては書きつけて

もしかしたら君はこの手紙を見るだろうか??なんて

 

ひとりで、届け、届け、届けなんて

呪いみたいに念じているんだ

 

ごめんねが擦り切れてしまう

時を越えて君に会いに来たのに

 

大丈夫、静かに静かに

小さくなって消えていくから

 

涙なんて落とさないぜ

 

普通のことだったんだろう

難しくはなかった

君との関係はきっとずっと同じで

星のもとで巡っている

 

ただそれだけのこと

特別なことじゃなくて

 

だけど、特別にしたかった星

日常は続いていく

死んでもまた、空はある

終われない物語

 

「その後、どうなったの?」

 

「知りたいなら、生きてみなくちゃ」