おがたかお の 塊

生きる最速の文章たち

十字の空間

妙な夢を見た 言葉にしてみる 「こっちだよ」 振り返ると 空っぽの十字架が立っていた 向こう側の丘がしっかりと見え 輪郭は限りなく薄く シャワシャワと風に揺らいでいた きっとこれは正しい図像なんだな そんな直感で目覚めた 私たちという存在のイメージ…

さらば故郷よ

海の中でブクブクブクと泡を出している もはや息は吸って吐くものじゃなくて ひたすら吐き続けるものに変わった 内側から空気が湧いてくる 生活には支障はなく、最近ではなにも珍しくもない、病気ではないただそういう生き物になっただけ。 水に入っても苦し…

少年少女のうすぐらい短歌

鐘が鳴り子どもながらに暗黒を感じて走る帰り着くまで 放課後のラストチャイムが響いたら有象無象の時間始まる 騒がしい夜の学校。どこいくの?振り向く影に赤い足跡 燃えている月夜の晩に蟹がいてハサミで狙う狼のキバ オニギリを持って宇宙にピクニック。…

ざらめ雪の唄

死体から出てくる魔法ざらめ雪、過去の事件もまだ解決せず わたあめを温かいうち食べてみる、ざらめのなごりトランスフォーム ふわふわにメタモルフォーゼ熱い核。愛されて夏、夜店に並ぶ ザラザラで粒子が荒くはっきりと君を見てとる私の瞳 冷たかろ、かじ…

勇気の花

アンパンの男は成すすべもなく、凛と咲いた花を見つめていた。 最初はただの土の膨らみだった。 少しずつ緑の身体が持ち上がり、双葉が開くのをジリジリと待つと、それは限りなどないようにグングンと伸びていった。 アンパンの男は、バイキンにむしばまれた…

瞑想ですっきりした後のショートソング

書けること思いつかない今ここに表現したいことなどなかった 強欲も降りしきる雪充分に落ち着いてから人生始まる フルーツの瑞々しさも敵わないオネムちゃんの神さますごい。 泣きながら弁当たべる。涙浴び海へと帰るたこさんウィンナー いいこともわるいこ…

満たされた人の短歌

透明な海の底から息をしに帰る海面きらめくひかり 澄みきった空から来たるあたたかな風に吹かれたケセランパサラン 死んでからあなたの元へ様子見に。泣き暮らさぬよう跡を残して 先生の震える手から思い出す、行かないでくれ、とめた両手を 音がして目が覚…

シノビいいね!

闇夜、自爆スイッチを手に走る。 拙者なりに、大切な人を守りたかったのでござる。あまり賢くない頭で考えた最後の手段。 この地獄絵図を作ったのはやっぱり拙者だったのだ。ごめんねの気持ちでいっぱい。本当はみんなと一緒に人生を楽しみたかった。 誰もが…

ポリポリの短い歌

世界中みんなが好きで止まらない愛の賛歌で溺れ死ぬまで。 あなただけ愛しているよ。嘘ばかり。あの子のことも愛してる。 何もかも全部欲しいの。涙飲む。そんな馬鹿げた欲望を飲む。 閉じきった2人の世界。呪われた魂だけが花開く日々。 泥まみれ。嫉妬など…

神様在り!

感謝を込めて私の人生を捧げます。 こんな気持ちにさせてくれた。 あなたを失いたくない。 全てが欲しかった。 何もかも愛したかった。 あの頃の私は光に溶けた。 あなたを手に入れた今。 全てが愛なのだと知る。 大切にとってあった「私」も。 あなたに捧げ…

世界への怒りをこめたショートソング

あの人は旅に出たまま帰らない。風が吹いてはマグマを癒やす。 交差する日常のなか、誰彼も涙なくして生きる道なし。 嫌いなら、嫌いなんだよはじめから。考えたぶん辛くなるだけ。 死にたえろ。悪魔はみんな消えてくれ。そういう自分が何より悪魔。 悪い子…

残念な日

時間をかけて書いた短歌が全て消えた。 最後の方はうつらうつらしてたから ボタンを押し間違えたのだろうが。 何も思い出せない。 今も眠たくて頭が働かないや。 ああ。

精霊と一緒の生活

オネムという精霊はとても愛らしい。 多くの時間、まどろみの中で揺れる。 夢うつつで現実を生きている種類。 フワフワとした黒い毛をなでると気持ちいい。 胸に穴が開いていて、鍵を差し込める。 カチャリひねるとオネムが腰を悪くする。 どんどんカチャリ…

バカみたいな日の短い歌

吹雪でもあんたのためにと我慢した。着いた先では哀しみばかり 涙などやってらんねー嘘だらけ信じられない馬鹿が見るだけ 美しい白馬は今日もお姫様迎えに行っては夢壊すだけ ぱからっぴーヒヅメ鳴らして元気よく走り出したのあなたのもとへ 恋人に突進して…

お菓子がいっぱいの美味しい短歌

チョコレート。眠る間際に考える甘い夢見る先の現実。 あめちゃんを配る人にはどこまでもついて歩いた猿がいたから。 ダイエットするなら甘さ控えめのケーキばかりと出会うことだな。 香ばしい茶色い楕円アーモンド。遠くに投げる。バーを越えてく。 アクビ…

宇宙人

恋人が宇宙人なら迷いなく笑って頭をなでなでしよう 会いに行く。銀河を越えてザブザブと宇宙の果てに答えはあるよ 深夜。いろいろ思う。 もっと自分を知りたい。 恋人は宇宙人だったらしい。 じゃあ私は何なのだろうか。 悪魔かな? 悪魔じゃあないよ、人間…

新人さんの苦悩短歌

斜め先、慣れない人の眼鏡拭き、ぐしゃぐしゃのまま使い続ける 鼻をかむ君の横顔チラ見して平和を感じ仕事に戻る お弁当楽しみすぎて書き付けるメニュウは今日も揚げ物多い 短歌なら圧倒的なイメージが少しの文で突き刺さる傷 モモンガがはりついているパソ…

嵐の過ぎた街でのショートソング

出逢うたび神に拐われ憎しみで滅べと呪う反動がある ひまわりに虹が架かるの見てるだけ。触れもしない、それからの夜 知りたいは鏡の情緒。縛られて追いかけすがり熱で唸るの 冷たさで足指先が死に絶える。厳しい季節、凛と咲く華 買い貯めた水がアチコチ塔…

ドブドブちゃんによるプレゼント短歌

ドブドブの背中から出るトゲ地蔵、赤ん坊ぶり願う幸せ ランドセルからまり続けいつまでも卒業できないドブの恥じらい 下水にも清い流れをかんがみて、ここで生きると誓う火曜日 リンダリン、ダリンダリンダ、リンダリン、ダリンダリンダ、美しく散る パリパ…

何もかも嫌になりそうな日曜日

眠たいまま、考えていた もしこれから解放が起こってもっと楽になるとしても。今の私はまだ辛い状態なのだと少しずつ自覚してきてなんだか気怠いのだった。 楽しい日常で嘘を付いていた訳ではないよ。 ただ忘れて、夢中だったんだよね。 覚めれば私は結局私…

もう一度会いたいあの人たちとの物語

頭が痛くて、唸っていたけど。 私は半分起きていて、なんとなくわかっていた。 忘れて過ごしている人やもののこと。 雑に扱って、取りこぼした縁を無理って思いながら取り戻したくて。 必死に脳みそを働かせていたんだ。 今なら間に合うかもしれなくて。 だ…

もう一度挑みたい物語

私は自分でコンティニューを選んだ もう少しでクリアーだという気がした 意気込んで開けた城のドアーの向こうには 本当にやっつけなくてはならない敵がいた それはお母さんからの圧倒的な拒絶でした 私の挙動を受け入れられない 会いたくもない、見たくもな…

驚き、黒幕の奥の存在

イメージメモ とても古いアパートだ。でも人も住んでいるし笑い声話声やテレビの音なんかもする。子どもも住んでいてトントコ遊んでいるようだし猫や犬、もちろん妖怪や幽霊や精霊もいる。 地蔵様菩薩様大御神様、イエスにアッラーブッダにマハリシ。鬼や天…

感覚クオリティ

世界を感じていく。死も病気も快復も、争いも悲しみも喜びも何もかも、生きているからこそ「在る」。認識が消えない限りは永遠に感じ続けて何らかの表現を受け、自らも発信していくしかないのだと思う。絵を描いていく時に「なぜ描くのか?」「何を描くのか…

子ども

なぜ? 「泣きそうになる」 じんわり さっき子育てに関する記事を読みました 苦しいときもあるけど、それでも産んでよかったと。 いいなぁ レッサーパンダ! コロンコロンする こんなこと書いて。 どんな子かなぁ?? 希望がいっぱいなんだよ 溢れているんだ…

ねくすと

今日はまた新しい気持ちなんだ なんて言えばいいんだろう? 内側が満たされて、溢れてくる 私はいっぱいいっぱい幸せなんだ これ以上はないくらい ユニバースのおぼしめすまま ゆだねてたゆたう 私はいっぱいいっぱい嬉しいんだ 安心が胸にあるよ ハートが温…

ケンチャケチャ

ここに更新する文章は2016年3月1日に書いたもののようですです。下書きとしてとってありました。なんだか良かった気がしてアップします。●傷をつけてやりたいピザのチーズがのびるだけのびて口の中をいっぱいにした日私は寂しいことを考えた雑な想像力で笑っ…

わかりやすい言葉の文章

朝起きたら、おねむたんがペットボトル瓶缶捨ててくれていた。ありがとう。チュウ。今日も仕事行ってきました。ワインレッドのスカート、実は裏地もなく透けてる。でも誰も見ないし、丈の長いカーディガン羽織ってたからなんてことはない。イケる。朝ごはん…

旅をする

楽しい道だ、自然、美しいなのに胃のあたりがあばれていた静まったら、あなたに帰ろうダメージ、治癒少し、時が必要なだけもうすぐ着くよ

世界がひとつ

プレイボール!試合が始まった今日のためにいっぱい練習してきた暑い中で結果を求める苦しんだ、その分だけ報われたい僕たちは勝ちたかったエースは絶好調でストライクゾーンぎりぎりでふり分けて投げる落ちる、曲がる、まるで消えたみたいスピードだって自…